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CEOの飯野、Managing DirectorのKriengsak L.とタイ人スタッフ計6名でHPS Trade Co., Ltdをタイ・バンコクで創業。
フォワーディング事業と商社業の2事業を同時展開する。

前年度の韓国大手船会社Hanjinの倒産を皮切りに、船会社の統合が加速。海運不況のなか、地道に日系企業の取引先開拓を継続し、初年度から黒字決算となる。

若手スタッフの早期離職で人材確保が不安定となり、国内新規顧客の獲得は停滞。しかし、海外代理店との協業をきっかけに、中国ーヨーロッパ向けの大手案件を獲得。利益は前年比1.7倍に。

商社業として、ベルギー・INTRACO社のレイヤー（採卵鶏）向け飼料を取り扱うも、タイの農家開拓に苦戦し、撤退。さらに、タイ仕入れ代行業として日本からのEU事業者サポートや、オリジナルクロコダイル革製品を販売。しかし売上・利益があがらず、事業を売却。

コロナ禍において慢性的なコンテナ不足、さらに本船スペース確保が難しいとされるなか、船会社との関係を活かして、北米、中東、ヨーロッパ向け長距離航路で安定的にスペースを確保。同業者や荷主の安定的なサプライチェーンに貢献する。
CEOの飯野がYouTube配信を開始。コンテナ不足を解説した動画が反響を呼ぶ。世界的物流YouTuberとして知名度が高まる。

北米西岸港湾におけるコンテナ船の滞留が100隻を越える。世界各国で本船沖待ちが問題となり、長期的な輸送スペースタイト状態が継続。海上運賃は過去最高水準に。
YouTube経由の海上輸送取り扱いに関する問い合わせが一気に増加。代理店との取引に注力し、仕入れを強みとした営業展開により、過去最高の業績を収める。

CEOの飯野が日本に帰国。4月には、グループ会社として貿易・国際物流業界に特化した転職エージェント、株式会社HPS Linkを設立。初年度は求職者集めに苦戦し、約1,000万円の赤字となった。
一方で、HPS Tradeは飯野の日本帰国中も通常通りの営業を継続。業績は安定している。

株式会社HPS Linkが軌道に乗り、2期目で黒字決算に。11月には、貿易業界の即戦力人材の育成・創出を目的とした株式会社HPS CONNECTを設立。次世代型Eラーニング、企業・大学生への研修、さらに、貿易知識と現場感覚を身につけた優秀な人材を貿易業務のアウトソーシングサービスを提供している。
3社のシナジーを最大限に活かした貿易業界の改革を進行中。

中期ビジョン「もう手放せない会社になる」を現実に。ベトナム、インドネシア、マレーシア、台湾、香港、韓国などに支店を開設。
アジア、東南アジア以外の50ヶ国以上で着実にネットワークを拡大。難易度の高い物品の輸送ににも果敢に挑戦し、成し遂げる姿勢が高く評価されて、各種メディアで話題になる。