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【関西物流展2025】物流業界の未来を垣間見た!DXとAIの波に乗り遅れるな

【関西物流展2025】物流業界の未来を垣間見た!DXとAIの波に乗り遅れるな | イーノさんのロジラジ

今回は昨日参加してきた「関西物流展2025」について、現場で感じたリアルな印象をお届けします。

関西物流展とは?どんな展示会?

「物流展示会って、どんな企業が出展してるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
関西物流展には、倉庫管理・梱包・出荷管理・物流DXなどをテーマにした企業が多数出展していました。


私たちのようなフォワーダー(国際貨物の手配業者)も一部出展していましたが、印象的だったのは、
システムやツールを提供している企業の多さです。
中でも目を引いたのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の展示でした。

AIと物流DX:今、最もアツい分野

今回の展示会で圧倒的な存在感を放っていたのが、AIを活用した物流ソリューションです。


例えば、以下のような先進的なサービスが紹介されていました。

AIによる配車最適化ツール
物流業務の自動化プラットフォーム
AIチャットボットによる問い合わせ対応

私自身もDXには関心を持っていましたが、「ここまで進化しているのか」と驚かされました

小さな会社でもDXは導入できる時代に

「IT導入ってお高いんでしょ?」とよく聞かれますが、実はそんなことはありません。


私たちの会社でも最近、

Google Workspaceを導入
kintoneを使って業務を可視化

クラウドサービスの活用により、小規模企業でもDXは十分に実現可能です。
効果としては、

情報共有の円滑化
書類作成や管理の効率化
人員コストの最小化

など、具体的な業務改善が可能になっています。

DX時代における「人の価値」とは

とはいえ、「人の経験やネットワークは代替不可能」であることも忘れてはいけません。


私たちフォワーダーの仕事では、

輸送先ごとのルールの違い(名古屋、博多、バンコクなど)
商品ごとの通関や手続きの差異
信頼できる業者とのコネクション

など、「人の知見」が求められる場面はまだまだ多いです。
AIが進化しても、こうした現場対応力や人間関係は簡単に置き換えられません

最後に:展示会は“現場で感じる”ことが大事

今回、関西物流展に参加してあらためて感じたのは、
「現場で話を聞き、自分の目で確かめることの大切さ」です。


カタログやWebサイトだけではわからない発見が、展示会の場には数多くあります。
物流の仕事に関わる皆さん、
特に管理職や導入担当の方はぜひ一度参加してみてください。
DXの波に乗り遅れず、自社の未来を考えるチャンスになります。

動画視聴はこちらから