投稿日:2025.04.10 最終更新日:2025.04.10
【関西物流展2025】物流業界の未来を垣間見た!DXとAIの波に乗り遅れるな

今回は昨日参加してきた「関西物流展2025」について、現場で感じたリアルな印象をお届けします。
CONTENTS
関西物流展とは?どんな展示会?
「物流展示会って、どんな企業が出展してるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。 関西物流展には、倉庫管理・梱包・出荷管理・物流DXなどをテーマにした企業が多数出展していました。
私たちのようなフォワーダー(国際貨物の手配業者)も一部出展していましたが、印象的だったのは、 システムやツールを提供している企業の多さです。 中でも目を引いたのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の展示でした。
AIと物流DX:今、最もアツい分野
今回の展示会で圧倒的な存在感を放っていたのが、AIを活用した物流ソリューションです。
例えば、以下のような先進的なサービスが紹介されていました。 ・AIによる配車最適化ツール ・物流業務の自動化プラットフォーム ・AIチャットボットによる問い合わせ対応 私自身もDXには関心を持っていましたが、「ここまで進化しているのか」と驚かされました。
小さな会社でもDXは導入できる時代に
「IT導入ってお高いんでしょ?」とよく聞かれますが、実はそんなことはありません。
私たちの会社でも最近、 ・Google Workspaceを導入 ・kintoneを使って業務を可視化 クラウドサービスの活用により、小規模企業でもDXは十分に実現可能です。 効果としては、 ・情報共有の円滑化 ・書類作成や管理の効率化 ・人員コストの最小化 など、具体的な業務改善が可能になっています。
DX時代における「人の価値」とは
とはいえ、「人の経験やネットワークは代替不可能」であることも忘れてはいけません。
私たちフォワーダーの仕事では、 ・輸送先ごとのルールの違い(名古屋、博多、バンコクなど) ・商品ごとの通関や手続きの差異 ・信頼できる業者とのコネクション など、「人の知見」が求められる場面はまだまだ多いです。 AIが進化しても、こうした現場対応力や人間関係は簡単に置き換えられません。
最後に:展示会は“現場で感じる”ことが大事
今回、関西物流展に参加してあらためて感じたのは、 「現場で話を聞き、自分の目で確かめることの大切さ」です。
カタログやWebサイトだけではわからない発見が、展示会の場には数多くあります。 物流の仕事に関わる皆さん、 特に管理職や導入担当の方はぜひ一度参加してみてください。 DXの波に乗り遅れず、自社の未来を考えるチャンスになります。