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アメリカの関税強化で日本車輸出が最大5割減か?物流業界への影響とは

アメリカの関税強化で日本車輸出が最大5割減か?物流業界への影響とは | イーノさんのロジラジ

アメリカが日本車に追加関税を検討しています。

この関税が実施されると、日本からの自動車輸出が大幅に減少する可能性があります。物流業界に与える影響について、現場の視点から解説します。

アメリカの追加関税が与える影響

アメリカは、輸入自動車に25%の追加関税をかけると発表しました。現在は普通車に2.5%トラックに25%の関税がかかっています。

今回の案では、普通車で27.5%、トラックで50%となります。

日本からの輸出に直撃する可能性

市場関係者によると、日本からの自動車輸出は2割〜最大5割減少する可能性があります。

2024年の輸出台数は422台。そのうち137台アメリカ向けです。

アメリカは、日本にとって最も大きな輸出先となっています。

なぜ日本からの輸出が必要なのか

アメリカ国内にも日系自動車メーカーの工場は存在します。

しかし、現地で生産されていない車種補完的な役割を持つモデルは、今も日本から輸出されています。

物流業界への影響と懸念

海運業界にも深刻な影響が

輸送台数が減ることで、海運業界の業績にも大きな影響が出ると予想されます。

自動車輸送は、物流業界にとって大きな柱の一つです。

今後の動向に注目

販売台数の減少や、アメリカ車の販売増加などの変化が起きる可能性があります。

また、メキシコ製の完成車には関税優遇があるため、今後の貿易構造にも注目が集まります。

引き続き、市場の動向をウォッチしていく必要があります。

動画視聴はこちらから