投稿日:2025.02.06 最終更新日:2025.02.06
ONEとLXパントスが北米で合弁会社「Boxlinks」設立!物流業界の新たな挑戦とは?
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日本の大手船会社ONEと韓国の物流大手LXパントスが、北米市場での複合一貫輸送強化を目指し、合弁会社「Boxlinks」を設立しました。
今回は両社の提携理由や市場戦略、今後の展望について詳しく解説します。
CONTENTS
ONEとLXパントス、異色のタッグ誕生
ONEは日本の主要船会社のコンテナ部門が統合して誕生した企業で、LXパントスは元LGグループの物流部門から独立した韓国の物流大手です。
この異色の組み合わせには、市場拡大や競争力強化といった戦略的な目的があると考えられます。
両社の強みを生かすことで北米市場での存在感を高めることが狙いと見られています。
北米市場での複合一貫輸送強化
Boxlinksは鉄道とトラックを組み合わせたインターモーダルソリューションを提供します。
北米インターモーダル協会の推計によると、現在の市場規模は約8兆円で、2030年までに平均成長率10.9%が見込まれています。
両社は2023年から2年間の準備期間を経て、今回の合弁に至りました。モーダルシフトを推進することで、物流の効率化と競争力強化を目指しています。
空コンテナの有効活用で運営効率向上
Boxlinksは空コンテナの有効活用も重要な戦略としています。
複合一貫輸送で空コンテナを効果的に運用することで、物流コストの削減と運営効率の向上が期待されます。
この取り組みは、環境負荷の軽減や持続可能なビジネスモデルの構築にもつながると考えられています。
今後のONEとLXパントスの動向、そしてBoxlinksの成長に注目です。