商船三井と丸紅が脱炭素へ向け新会社を設立

近年、環境問題への対応が急務となる中、商船三井と丸紅が共同で脱炭素社会に向けた新会社を設立しました。

さらに、森林ファンドへの巨額投資も発表され、具体的な取り組みが加速しています。

商船三井と丸紅が新会社設立

商船三井と丸紅は、カーボンクレジット事業を推進する新会社「MOLフォレスト」を設立しました。

新会社は、商船三井が40%、丸紅が60%の出資比率となっています。

この新会社では、森林を活用したカーボンクレジットの創出や売買、代理償却などを行い、環境負荷の低減を目指します。

ネガティブエミッションの取り組みとは？

今回の取り組みの中心となるのが「ネガティブエミッション」です。

これは、大気中のCO2を回収・吸収・固定することで、排出量を削減する手法を指します。

主な方法として、森林の植樹を通じてCO2を吸収し、酸素を排出することが挙げられます。

森林ファンドへの出資

商船三井と丸紅は、アメリカの企業が運営する森林ファンドに約3億円を出資することを決定しました。

この投資により、森林を保全し、CO2削減を促進する狙いがあります。

脱炭素への重要な一歩

今回の新会社設立や森林ファンドへの投資は、海運業界における脱炭素化の重要な一歩といえます。

近年、カーボンクレジットを活用したサービスも増えており、今後の動向が注目されます。

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