投稿日:2024.12.10 最終更新日:2024.12.10
海運業界の大量メール管理を効率化!ケプラーの新ツールとは
海運業界では毎日大量のメールが送られてきます。
その膨大なメールの管理を効率化するために、欧州のデータ分析企業ケプラーが新しいツールを開発しました。
その画期的な機能と導入のメリットをご紹介します。
CONTENTS
海運業界の課題:膨大なメールの管理
海運業界では、1日に100~200通ものメールが飛び交います。
案件ごとにCCが多用され、情報の重複や混乱が生じることも少なくありません。このような状況が、業界全体での大きな課題となっていました。
ケプラーの新ツール「MarineTraffic Inbox」
欧州のデータ分析大手ケプラーは、メール管理に特化したツール「MarineTraffic Inbox」を開発しました。
このツールは、共有メールボックスの活用で、従来の個人用メールの課題を解決します。
主な特徴
共有メールボックス
案件ごとにメールを整理し、チーム内での混乱を軽減します。
ストレージ制限なし
添付ファイルの多いメールもスムーズに管理可能です。
AI機能搭載
船舶や貨物情報を抽出し、リスト化を自動で行います。
メールに特化した効率化の意義
これまで業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)は、プラットフォームの導入が主流でした。
しかし、ケプラーのツールは、既存のメール運用を効率化するアプローチを採用しています。プラットフォーム導入に抵抗がある企業でも利用しやすい点が注目されています。
まとめ
膨大なメール管理を効率化するケプラーの新ツール「MarineTraffic Inbox」。
共有メールボックスとAIを活用したこの取り組みは、海運業界の業務効率化に新しい選択肢をもたらします。今後の展開に注目が集まります。