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JALが新サービス開始!和牛を海外土産に検疫・保冷梱包を代行

JALが新サービス開始!和牛を海外土産に検疫・保冷梱包を代行 | イーノさんのロジラジ

日本航空(JAL)が新たなサービスを開始しました。

アメリカやシンガポール行きの自社便を利用する乗客を対象に、和牛をお土産として販売し、検疫手続きや保冷梱包までを代行するという便利な内容です。

海外でも高い評価を得ている和牛を、簡単に持ち帰ることができるこのサービスに注目が集まっています。

JALの新サービス「和牛お土産代行」とは?

今回、JALが新たに始めたのは、海外旅行者向けの和牛お土産販売サービスです。


このサービスでは、出発の48時間前までに注文を行うと、JALが出発前の検疫手続きや保冷梱包を全て代行してくれます。

日本国内で人気の高い和牛を、お土産として簡単に購入できるという点で、特に外国人旅行客に向けた便利なサービスといえます。

サービスの対象となる路線と流れ

現在のところ、対象となる路線は成田と羽田発のアメリカおよびシンガポール行きの便です。

利用の流れは簡単で、出発の48時間前までにJALに注文を行い、搭乗時に受け取ることができます。到着地でも問題なく持ち帰ることができるため、検疫の面倒な手続きも不要です。

和牛を手軽に海外へ持ち帰れるメリット

通常、肉製品を海外に持ち帰る際は、煩雑な検疫手続きが必要ですが、JALの代行サービスを利用することで、その手間を省くことができます。

さらに、検疫手続きの心配がないため、特に和牛の品質を維持したい方にとっては非常に便利な選択肢です。


和牛の価値が海外でも高く評価されている中で、安心してお土産として持ち帰れるのは大きなメリットです。

値段と注文の手軽さ

和牛の販売価格は1kgあたり約2万円で、5kgで10万円と設定されています。

円安の影響もあり、海外の顧客には割安に見える可能性があり、現地での購入に比べて2~3割ほどお得になるといわれています。

注文自体も48時間前までにオンラインでできるため、旅行者にとっては便利で簡単なサービスとなっています。

新たなビジネスチャンスとしての展開

JALが和牛販売に参入した背景には、和牛という日本特有の高級品を活用し、物流や検疫手続きの煩わしさを解消することで、新しいビジネスチャンスを生み出そうという狙いがあります。

特にアメリカやシンガポールなどの和牛人気が高い国をターゲットにしている点もポイントです。今回の試みは、JALにとっても海外市場を拡大する重要なステップといえるでしょう。

JALのサービスが生む「和牛お土産」の未来

日本の和牛は、すでに世界中で高い評価を受けています。

このサービスが成功すれば、他の路線や国々への拡大も期待され、和牛を海外に持ち帰るハードルが一気に下がるかもしれません。

旅行者のニーズに応えるだけでなく、日本の食文化の国際的な広がりにも貢献できる可能性を秘めたサービスといえるでしょう。

動画視聴はこちらから