投稿日:2024.08.20 最終更新日:2024.08.21
横浜港がデジタル技術で沖待ち解消と脱炭素に挑戦!
横浜港が、日本の港で初めてブルービスビーコンソーシアムに参加したことを発表しました。
これは温室効果ガスの削減を目指す取り組みで、イギリスのスティーブンハーウッドとフィンランドのNAPNAが中心となり、30以上の企業や機関が参加する国際的なプロジェクトです。
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ブルービスビーコンソーシアムとは?
このコンソーシアムは、船舶の航行をデジタル技術を活用して最適化することを目指しており、同じ港に向かう複数の船の到着時刻を分散化することで、沖待ち時間を削減し、CO2排出量の削減に繋げています。
デジタル技術による到着時刻の分散化
船が同じ時間に一斉に到着すると、港のキャパシティを超えてしまい沖で待機することになります。
その待機中にもCO2は排出されるため、デジタル情報の共有を通じ、船の到着時刻を調整することで効率的な運行が可能になります。
横浜港の脱炭素化への取り組み
横浜港は、カーボンニュートラルポート(CNP)を目指し、脱炭素化に積極的に取り組んでいます。
デジタル技術を使うことで、このプロジェクトがその一翼を担い、さらに進めていく見込みです。
新たなテクノロジーで持続可能な港湾運営を
今回の参加により、いずれ沖待ちは減少し、効率的な港湾運営が実現する可能性があります。
デジタル技術の進化により、細やかな計画と運用が可能となり、船舶の運航効率を向上させることが期待されています。
横浜港が進めるこの革新的な取り組みを皆さんにご紹介しました。今後の動向にも注目です。