投稿日:2024.08.06 最終更新日:2024.08.20
日本でコンテナ不足が発生
今回は日本でのコンテナ不足についてお話しします。
CONTENTS
コンテナ不足の背景
最近、コンテナ不足が日本で問題になっています。
8月6日のニュースによると、ONE社が40フィートコンテナの早期リリースを制限するという発表がありました。これは横浜や名古屋の港での出来事です。
私自身の感覚としては、まだコンテナ不足を実感していません。特に小さなフォワーダー(貨物運送業者)では、そう感じにくいかもしれません。
しかし、大手の企業ではその影響を受けている可能性があります。実際、船会社がコンテナの早期リリースを制限しているということは、日本でのコンテナ在庫が不足していることを示しています。
コンテナ不足の原因
なぜ日本でコンテナ不足が発生しているのでしょうか?
今年に入って、OOCLやTS Lines、CNCなどの船会社が日本直行便のサービスをやめました。
現在、海運マーケットが盛り上がっており、船会社はより収益性の高いアメリカやヨーロッパへの長距離航路を増やしています。その結果、日本の港には船が回ってこなくなり、コンテナが集まりにくくなっています。
日本から出る貨物は定期的にありますが、日本に入ってくる貨物が少なくなっているため、他の港からコンテナを移動させる必要があります。
このような状況が「CIC(コンテナインバランスチャージ)」という追加料金を生む原因となっています。
原因と対策
元々の原因としては、日本での海上運賃が安かったことが大きいです。しかし、現在はコンテナ不足が深刻な問題となっています。そのため、ブッキングは早めに行うことが重要です。
今日は以上です。引き続き、コンテナ不足の状況について注視していきますので、今後もよろしくお願いします。